若いころ、人生には意味があると思っていた。
人生で何か成し遂げたい!
人生で大成功したい!
自分の人生には価値がある!価値があると思わせたい!
夢のない人生なんか無意味で暇なだけだ!
自分は他人と違う何かを持っている!
などなど書き出したら、こんな事が山ほど出てくるような、勘違い男でした(笑)
妻が病気になってから、私の考え方も180度とはいかなくても、かなり変わりました。人生に意味などない。成し遂げなければならないことは何一つない。人生は生まれてから死ぬまでの壮大な暇つぶしだ。
10代
20代
30代
40代
50代
60代
70代
80代
どこまで生きれるのか、それもまた運命だけど、私は今50代後半に差し掛かり、これからどんな暇つぶしに時間をかけるのか?自分でもはっきりしていないが、少し楽しみでもある。
少し惜しまれるのは、こういう事をもっと早く気づいていたら、色々と人生後半に対して準備も出来てたのになぁ・・・とは思う。
肩に力なんか入れる必要はまったくない。
私の身体はまだそんなに異常が出てないから、まだ人生はもう少し続いていくだろう。
なんてことを、ふと考えた朝でした。